ヒプノセラピー(催眠療法)

催眠とは何か
ヒプノセラピー(催眠療法)は心理療法のカウンセリングで
使われる手法の中で効果的なもののひとつです。
通常のカウンセリングとは違いますが、根拠のある優れた
療法として1958年、米国医師会は催眠療法を承認しています。 

セラピストは被験者を催眠状態に誘導し、潜在意識に働きかけることで
なくしたいけどなかなか無くならない習慣を
数回のセッションにてなくすことが出来る、いわば短期療法なのです^^
最近ニューエイジ的ヒプノセラピーはブームではありますが、
私はヒプノセラピーは基本的には人間の意識・心理に基づいた
根拠のある手法だと認識しています。

ですが催眠と聞いて思いつくものは何かと聞けば、
TVのインチキくさい、まるで操られているかのように
見えるショー、と答える方は少なくありません。
あのTVでは何をしているでしょうか?
まるで犬のような格好を人前でしたり、いきなり笑い始めたりと
とても不思議な現象に思えますよね。
まるで操られているような・・・でもそれは誤解なんです。

●催眠術と催眠療法は違います。
催眠療法における催眠状態というのは意識がなくなるだとか
やりたくもないことをやらされるというものではありません。
まず、意識が本当になくなっていたら、誘導者の声を聞いてその内容を
判別し、そのとおりに行動するなんて事はありませんよね。
そう、催眠誘導される側は、誘導者のいうことが理解できるのです。
ですから、いきなり言いたくもないことややりたくもないことをするよう
誘導者側が言ったとしても、誘導を受ける人はやりたくなければ自分の意思で
拒否することが出来ます
。犬の真似をしろとか全部服を脱げと言われて
自分の意思に反して本当にそのようにすることはないということです。
セラピストが被験者を操るなんて事はありません。
受け入れてもいいと思う暗示だけを受け入れることができるのです^^

催眠は特別な意識状態と考えられがちです。しかしそうではありません。
わりと普通の状態なのです。
ただただ、潜在意識が顕在意識よりも優位な状態なのです。
パチンコに熱中して気がついたら何万も使っていたとか、
時間を忘れるほどTVや映画、何かの作業に没頭していたとか・・・
これらはすべて、無意識の、あなたが意図しない催眠状態です。
つまり、人は一日に何回かは催眠状態になっていることがあるのです。
TVや映画に熱中していた自分に対して、あ、自分は今、普段とは違う
変わった状態だ!なんて思わなかったと思います。
そう、催眠状態とは特別な状態ではないのですよ。

そして催眠状態のとき、あなたの潜在意識は暗示を受け入れる準備ができているのです。
そして否定的習慣の変換、想像力や創造力の強化、トラウマを癒す、
ストレスを出してリラックスしたり、記憶力や集中力を増大させたり、
自分を否定するのを止めて自信をつけたりありのままの自分を受け入れる等、
いろんな有効活用の場があるのです^^

リラクゼーション
 体と心がリラックスして、ストレスが飛びます
言動、習慣(禁煙、ダイエットなど)の変化
 暗示を使って行動を変えます。自己実現に有利です。
インナーチャイルド
生まれたままの本来の自分で、束縛されない自由で、かつ自然な感情、感受性、本能など体で感じる
右脳の内的体験に基づき形成された本来のあなたです。本当の自分であるインナーチャイルドと出会い統合されることで、癒されます。
年齢退行
 幼児期にできた心の傷(トラウマ)を癒します。
過去世回帰と呼ばれるもの
 深層心理の観点から、今までの経験に関する事情について再考したり、自分の今世の改善点、使命を知る。
ハイヤーセルフとの出会いと呼ばれるもの
 自分の人生のブループリントを、深層心理の観点から追及してみる。何をすべきか解る。
今解決すべき問題に、ハイヤーセルフからのアドバイスをもらうことも出来る
サブペルソナとの出会い
 自分の中にいる副人格に気付くので、自分がよりわかります。目的に応じて自分の中の
 いろいろな人格または感情を呼び出して、超意識(ガイド)の仲裁や助けを得て会話をさせ、問題点や解決策を導きます。


私たちは潜在意識にある信念を元に常に何かを考え、行動を起こし、
そしてその結果を受け取って生きています。
その潜在意識にある信念のイメージがプラスであれば、
行動や考えもプラスになり、そしてプラスの行動をした結果、
プラスになって帰ってくるのです。
しかし、マイナスの考えを常に持っているとすると、
「私って絶対にいつもだめなの」と思い込んでしまい、自分のおかれた環境に
失敗の可能性を探し、そしてその種を見つけては不安ばかりを大きくして
自分のプラスの信念に従って上手く行動できず、結果的に失敗してしまいます。
プラスイメージがあれば、マイナスだけでなく
プラスの要素も見つけて育てていくことが出来るのに・・・

でも、人間は生まれながらにマイナス思考であったり
不安に駆られているわけではありません。あなたが育ってきた環境、
つまり親からのしつけや叱責・誉め、友人や恋人との関係、何かの失敗、成功に、
あなたの行動パターン・思考パターンを決めるものがあるのです。
が、失敗した経験や辛かった経験に強い思いが重なると、
あなたの信念を傷つけマイナス思考に陥らせてしまうのです。
頭で解っていても心で解っていない、そんな状態になって
抜け出せなくなっている人も少なくないと思います。
結果として病気になってしまったり・・・
あなたの心は、親や周囲から与えられた負の
心のプログラミングに縛られてはいませんか?
催眠では、強い思いと想像力とリラクゼーションをもって
その心のプログラミングを解除し、新しい習慣を持つことが可能です^^

そのために、セラピストは、潜在意識が暗示を受け取りやすいリラクゼーション
状態に被験者を誘導し、被験者の望むようなイメージや言葉を暗示として
入れることが出来るようサポートするので、被験者自身が自分の意識に従って
暗示を受け取る
、それが催眠療法です。

その他に、過去世回帰、インナーチャイルドやハイヤーセルフとの出会い、未来を見たり、子供のころに回帰することも可能です。過去世などについては科学的に証明することは出来ませんが、その人の深層心理を見るという点に関しては面白い結果を生むものです。
最近流行っているヒプノセラピーではこちらのニューエイジ的な部分を全面に出したものをされている方も多いようですのでヒプノセラピー=前世療法と誤解される方が多いのですが、ヒプノセラピーは前世を見たりいろいろな映像や深層心理をみたり何かの再体験だけをするためにあるものではありません。

また、催眠療法は医療行為ではありません。

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